より速はやく走はしるために
 
軽かるいと動うごきもスムーズ
 
 
 
アルミニウムが軽かるくてじょうぶなことは、前まえにもお話はなししましたね。ここでは、アルミニウムでつくったとても軽かるい新幹線しんかんせんのお話をしましょう。
ヒューン、ヒューン、時速じそく270キロで飛とぶように走はしる新幹線しんかんせん「のぞみ」。「のぞみ」は、アルミニウムでできています 。
新幹線しんかんせんをいままでよりもっと速はやく走はしらせるためには、どうしたらいいかわかります か?
そう、軽かるくすればいいのです。荷物にもつの入った重おもいかばんを持もつよりも、なにも入はいっていない軽かるいかばんを持もつほうが、力ちからがいりません。軽かるいと少すこしの力ちからですむし、はやく動うごかすことができるんです。 電気代でんきだいも安やすくなります。
アルミニウムは軽かるい。同おなじ大おおきさの鉄てつのかたまり とくらべると、3分ぶんの1の重おもさしかありません。いままで鉄てつでつくっていた新幹線しんかんせんを、アルミニウムでつくったら、とても軽かるくなりました。アルミニウムでできた「のぞみ」の箱はこ(車体しゃたい)1りょうは、だいたい6トンです 。
出典:軽金属車両委員会報告書(No.6)
「のぞみ」には、いろいろな形かたちをしたアルミニウムが使つかわれています 。アルミニウムの部品ぶひんを組くみ合あわせると、「のぞみ」の形かたができます。アルミニウムの部品ぶひんはそのままでも軽かるいのですが、もっと軽かるくするために、まんなかにすきまをあけています 。 でも、ひとつひとつがじょうぶにつくってあります 。
これをひとつずつくっつけていくのです 。さいごには、ちょうどたまごのからのように、新幹線しんかんせんのへやをかこむようになります。じょうぶなので、とくべつな骨組ほねぐみはありません 。
アルミニウムは、地下鉄ちかてつの電車でんしゃにもたくさん使つかわれています。みんな地下鉄ちかてつには乗のったことがありますか。地下鉄ちかてつには、たくさんの駅えきがあります。地下鉄ちかてつはいちど走はしり出だしてから、だいたい2分ぶんか3分ぶんで、つぎの駅えきにつきます。
駅えきに近ちかづくと、ブレーキをかけて 止とままります。地下鉄ちかてつの電車でんしゃが重おもいと、いままで走はしっていたはずみがついて、すぐに止とままることができません。うまく止とめるために、電車でんしゃはできるだけ軽かるくします。アルミニウムでつくると、電車でんしゃが軽かるくなります。 駅えきを出でて、走はしり出ですときも、軽かるいほうがいいのです。軽かるいと、すぐにスピードがあがります 。
未来みらいの乗のり物ものはこうなる!?
アルミニウムの「軽かるさ」で、新幹線しんかんせんも、地下鉄ちかてつも速はやく走はしれます。レールの上を走はしる電車でんしゃばかりでなく、自動車じどうしゃや自転車じてんしゃもそうです。空そらを飛とぶ飛行機ひこうきや、海うみを走はしる船ふねもそうです。
動うごくものには、たくさんアルミニウムが使つかわれています。未来みらいの乗のり物ものは、みんなアルミニウムでつくられるかも しれません。


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