事業方針
2022年度は、昨年度に引き続き、アルミニウム建築構造に関する技術的向上及び更なる普及を重点課題と位置付け、企画運営委員会と技術委員会が連携し、積極的に取り組む。具体的には、企画運営委員会と技術委員会との合同委員会の開催を継続して意見交換を行い、情報の共有化と効率的な施策の展開を推進する。
研究事業、審査認定事業、普及事業の三つの事業を中心として、アルミニウム建築構造の技術基盤の構築並びに普及促進を図る。
主要事業
1. 研究事業(一社)日本アルミニウム協会が策定する「アルミニウム技術戦略ロードマップ2022」を踏まえ、企画運営委員会が中心となり下記事業を推進する。
第8回協議会表彰は、選考候補を決定したが、新型コロナウイルス感染防止対応に伴い、今年度の協議会表彰は見送ることとした。
技術委員会と連携し、当協議会に寄せられるアルミニウム建築構造に関する意見、質問に回答するとともに、アルミニウム建築構造に関する認知度を把握し、普及のための情報発信、提供のあり方を検討する。
既設アルミニウム構造建築物の実態を掌握するため、適時委員を派遣し、情報の収集に努める。アルミニウム建築構造への興味と理解に繋げるため、見学会を開催する。
日時:10月中旬予定機関誌「AL建」の記事と連動させ、アルミニウム建築構造物の施工実績等を紹介する。また、新規技術情報の紹介、各種イベントの案内や連絡、問合せ窓口対応、会員意見の収集等と、多機能な活用を図る。
また、掲載内容についてホームページ見直しの準備を開始する。
2020年7月に開催した説明会にて頂いたご意見を基に再度見直しを進め、疲労設計案として取りまとめ、初版として発行する。
運営組織
企画運営委員会は理事会の代行決議機関として、技術委員会と協議を行ない、アルミニウム建築構造の技術基盤の構築と普及促進に向けた当協議会の事業全般にわたる諸活動を企画し、実行する。あわせて以下の分科会、WGの活動を行う。
企画運営委員会と連携をとりながら、資格審査部会及び技術部会を管轄し、審査認定事業の実施、行政及び指定評価機関、並びに設計者への対応、関連規準類の整備充実を推進する。
事業活動の推移
2021年度 |
2022年度 |
2023年度 |
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(施策) | |||
アルミ建築構造に関する告示の公布 | |||
構造技術基準2002年(平成14年5月) | |||
改正建築基準法2007年(平成19年8月) | |||
(協議会の主要事業) | |||
・理事会、総会 | 6月 |
6月 |
6月 |
【研究事業(技術課題)】 | 通年 |
通年 |
通年 |
・アルミニウム建築構造用材料標準化 | 未実施 |
2回を予定 |
未定 |
・技術サロン | 通年 |
通年 |
通年 |
・意見質問対応・情報発信 | |||
【審査認定事業】 | |||
・製作管理技術者認定のための講習会 | 7月 |
7月 |
7月 |
・接着関連管理担当者のための講習会 | 8月 |
未定 |
未定 |
・製作工場審査認定 | 11月〜12月 |
11月〜12月
|
11月〜12月 |
・行政、性能評価機関の対応など | 通年 |
通年 |
通年 |
【普及支援事業(イベント)】 | |||
・年次講演会 |
中止 |
6月 |
6月 |
・協議会表彰 |
6月 |
6月 |
6月 |
・アルミニウム建築見学会 | 次年度5月 |
3月 |
未定 |
【普及支援事業(ツール)】 | |||
・アルミニウム建築構造疲労設計指針 |
通年 |
書籍化 |
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・機関誌「AL建」発刊 |
12月 |
12月 |
12月 |
・ホームページからの情報発信 | 通年 |
通年 |
通年 |
・書籍販売 | 通年 |
通年 |
通年 |