アルミニウム材料の諸特性データベース
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7. 構造設計
図表の番号はアルミニウムハンドブックの番号になっています。
構造設計を行う場合には、一般的には決められた「許容応力」または「安全荷重」よりも少ない応力あるいは荷重になるようにしなければなりません。許容応力は耐力または引張強さを「安全率」で除した値であり、安全荷重は理論的または実験的に確認された構造物が耐え得る最大荷重を「荷重率」で除した値です。安全率または荷重率は通常1より大きい。安全率や荷重率または許容応力等が規格、指針(案を含む)等(以下基準類と称する)で決まっている場合はその基準類に従って決めればよい。アルミニウム合金構造物の場合、安全率または荷重率が鉄鋼構造物のそれよりも大きい場合が多い。一般的には以下の諸点を考慮して適切な安全限界が設定されています。
1)作用する荷重の形式と構造物の使用条件
2)予想される採用荷重の精度及び確率
3)構造解析及び製作技術等の精度
4)破壊した場合の諸結果
5)使用した材料の諸性質
参考となる基準類を表8.1.1と表8.2.1に示します。
建築構造物についてはアルミニウムハンドブックやアルミニウム建築構造協議会が発刊する設計基準類があるので参考にして頂きたい。
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一般社団法人 日本アルミニウム協会
更新日: 2023/04/01