第10回日本アルミニウム協会「アルミと未来」絵画コンクール
日本アルミニウム協会では、令和2年10月1日から令和3年1月31日の間に、小学校5・6年生と中学生を対象として「アルミと未来」を題材とした絵画・イラストを募集しました。
本コンクールはお陰様で10回目を迎え、今回は過去最高となる2,272点ものご応募を日本全国からいただきました。みなさん、本当にありがとうございました。
受賞作品は4月から当協会の事務所に展示させていただきます。
それでは、日本全国の子ども達が広げてくれた、たくさんの「アルミと未来」を是非ご覧ください。
日本アルミニウム協会 会長賞
東京都小平市立上水中学校3年
長岡 鈴音さん
歴史的な建造物の中に一部アルミが使われていたらかっこいいと思い、この絵を描きました。
また、今年は修学旅行が中止となったために京都にも行けず、こういった建造物を見ることができなかったこともあり、アルミと一緒に描きたいものとして真っ先にこの絵を思いつきました。
アルミのことを調べていくうちにアルミの軽さや丈夫さ、加工のし易さはこういった文化財の保存に向いているのではないかと考えました。
何より個人的には、見た目がすごくかっこいいと思いました。夕日で逆光ぎみになっているところが気に入っています。会長賞という賞をいただき本当に身に余る光栄です。ありがとうございました。
最優秀賞
東京都足立区立古千谷小学校5年
三木 心来さん
未来には、もっとアルミがたくさん使われていて、みんなが「アルミはすごい!」と認めていて、お祝いの式典を開いているところをかきました。
わたしは初めて賞をとれて、とてもうれしいです。
優秀賞
愛知県蒲郡市立三谷中学校1年
荒川 元さん
僕はこの絵を描くにあたって、アルミは軽く、熱を通しやすいというところに着目しました。軽くてスピードが出て、エンジンの熱で車内を暖めることと、雪の中でも進んでいくエコカーを考えました。そんな車があったらいいなと思いました。
優秀賞をいただけてすごくうれしいです。ありがとうございました。
東京都東大和市立第四中学校2年
白川 七楓さん
アルミの性質をたくさん知り、自分なりのアルミの使い方を考え、それを水彩絵の具で表現しました。受賞できてとても嬉しいです。
審査員特別賞
東京都目黒区中目黒小学校6年
中村 陽菜さん
この作品は、ふん水をアルミで作った未来を描いた絵です。
ふん水を灰色だけでぬった時、アルミに見えずただ灰色のペンキがぬられたふん水に見えてしまいました。しかし、アルミを観察してみたところ、アルミは色々な種類の灰色でキラキラしていたので、そのきれいなアルミを表すために、色えんぴつでうすく線を引きました。
そのようなアルミについての発見と描写の過程が大変でしたので、アルミを表現した灰色に注目して見てほしいです。
北海道札幌市立宮の丘中学校1年
津田 詩桜俐さん
私の住んでいる地域は、最初に緊急事態宣言が出されたところです。
予防が大切、と分かっていても、どこの入口にも置いてある除菌スプレーを見て、「ちゃんとしなさい」と怒られている気分になりました。
「アルミは抗菌性が高くて清潔」だとお母さんから教えてもらったときに、このキリンとインコの除菌隊を思いつきました。自分の好きな動物が手伝ってくれたら、楽しい気分で除菌が出来るだろう考えたからです。
その気持ちを絵にした作品が、受賞という形で認めてもらえて、とてもうれしいです。
本当にありがとうございます。
佳作 20作品
東京都練馬区立石神井台小学校5年
阿南 修平さん
感染対策ができるアルミのマスクと、それを作っている工場の様子を描きました。アルミ製のマスクなので、すずしくて、捨ててもリサイクルできるマスクを作っている工場です。アルミのロボットも手伝っています。
入選したらいいなとは思っていたけれど、本当に入選して驚きました。一生懸命努力して描いた甲斐がありました。
神奈川県綾瀬市立綾北小学校6年
飯高 陸翔さん
この作品は、今、地球温暖化が深刻化する中で、夜になるとはっぱが光り、道を照らします。アルミの特徴でもある丈夫であたたかいのを活かして、冷暖房を使わなくても快適に過ごすことができたら、地球にやさしいと思い描きました。賞がとれてうれしいです。
北海道教育大学附属旭川小学校5年
大串 雪花さん
この車はアルミの軽くて丈夫という特長を活かしたすごい車です。海の中を魚たちと一緒に泳いだりして、水中の景色を楽しむことが出来ます。
好きな時に空を飛ぶこともできるので、いつでも家族で空の旅を楽しむことが出来ます。
そして、災害の時にもこの2つの特長が役立ちます。安全に救助したり、地震や津波などの心配のないところに避難することが出来ます。道路を走る時も、丈夫なので釘などの尖ったものが道に落ちていても、安心して移動することが可能です。
この絵を描くときに「空を飛んだり、海の中を泳いだり、災害時にも役立つ車があったら良いな!」と思って描きました。
東京都練馬区立石神井台小学校5年
小笠原 史月さん
私は、遊園地が大好きで、それが環境にやさしいものになればいいなという思いで描きました。みんなが大好きな遊園地がアルミニウムを使うことで、より一層楽しくなった様子を描きました。
入選してとってもうれしいです。ありがとうございます。
東京都品川区立立会小学校6年
庄司 光里さん
今、指輪にはダイヤモンドなどがついていますが、アルミをみがいたりしてきれいにすることで、宝石のようにきれいな指輪になり、重くないので楽でいいと思いました。大切なものにアルミが使われるということもいいと思いました。
大阪府門真市立砂子小学校5年
寺道 真人さん
アルミの飛行機は、軽いのでどこまでも飛びます。たくさんの人が乗ることができます。中はとてもあたたかく過ごしやすい飛行機です。
賞に選ばれたと聞いて、とても驚きました。すごくうれしいです。ありがとうございました。
東京都練馬区立光が丘第八小学校5年
畑中 俊哉さん
こんな便利な物があったらいいな、と言う考えでかきました。
選ばれると思っていなかったのでうれしいです。
これは40℃の熱であたためればねんどになります。
これはこわれてもあたためて、作りなおせばもと通りになります。
アトリエ88 小学校6年
三浦 かんなさん
この度は、賞をいただきありがとうございます。すごくうれしいです。
身体が不自由な人やお年寄りが、点字ブロックに障害物が置かれたりして困っているという話を聞きました。そこで、私は軽くてさびないアルミでできたAI機能をつけた杖があれば楽に外出を楽しめると思いました。また、災害時の救助機能をつけて安心をプラスしました。
秋田市立桜中学校2年
石川 仁奈さん
この絵にあるアルミ缶風車は、アルミ缶をリサイクルし、加工したものを風車にしたものです。アルミニウムは軽くて丈夫なので、少しの風でも回ります。そのため、海辺はもちろん、町中でも発電することができます。ちなみに、この絵にある風車は横にあるマンションの電気を発電しています。
東京都日の出町立平井中学校1年
大前 翼さん
この絵にした理由は、「南極物語」を見て南極の地面にアルミ缶を再利用できると考えて描きました。さらに、埋めたことで氷が溶けることも少なくなると思いました。今回は、佳作をとれてうれしかったです。
山形ふれあい絵画教室 中学校2年
川瀬 虹さん
この作品では見てくださる方の興味が湧きそうなものにしようと考え、ヒーロー感を出してそれぞれの人物を飲み物のアルミ缶で例えアルミのリサイクルを手助けするヒーローをイメージしました。
迫力ある登場シーンを場面として描きました。
東京都羽村市立羽村第2中学校2年
木下 カエラさん
この作品は、アルミと共存する自然をテーマに描きました。
工夫したところは、正面から見た窓ではなく、下から見た窓に見せるために窓の大きさを工夫したところと、色の部分の木々を単色の緑にするのではなく、陰の部分や日の当たっている部分の色をはっきりと塗ったところです。
神奈川県藤沢市立村岡中学校2年
佐藤 貫人さん
最近、地震がよくあるので、アルミで作った地震探査機は、水に強く軽いのでこのような機械があったらいいなと思ったので描いてみました。
本当のアルミを画用紙に貼り、アルミのピカピカ感をつけました。
愛知県名古屋市立守山東中学校1年
佐藤 茉依さん
この作品は、雪国の家をイメージして描きました。
アルミニウムの熱を伝えやすいという性質を活かし、降ってきた雪を溶かします。また、形を変えやすいという性質を活かして丸い屋根にし、溶けた雪が下に落ちるようになっています。寒い中、雪下ろしの作業を無くすことができるかもしれないと考えました。
今回、この賞をいただけてとてもうれしく思います。
愛知県名古屋市立守山東中学校1年
猶崎 由梨さん
私は小学2年生から陸上をやっていて、みんなが汗を流しながら、いろいろな種目に挑戦する様子をアルミで作ったらきれいで面白いと思い描きました。
山口県岩国市立周東中学校1年
中原 勇也さん
僕がこのアルミの錦帯橋を書いた理由は、江戸時代から変わっていない5連のアーチ橋は山口県を代表する観光名所なので、アルミにしてはと思いました。アルミは軽量で加工しやすい材料なので簡単に再生することができ、リサイクルにも適していて地震などいざという時もすぐに直せるから、アルミの錦帯橋はいいと思いました。
こんな素晴らしい賞をいただけるとは思っていなかったので、受賞を聞いた時はうれしかったです。
目黒日本大学中学校1年
早田 和馬さん
もともと美術が苦手だったが、この作品を描くにあたって、先生の「思うものを描けばいい」と言う言葉に救われました。上手な作品を描くことにとらわれていた僕は、自分らしさを出すことで少し美術に自信がつきました。
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