本田さんの作品は、アルミ箔で動物や魚、恐竜の骨格などを造形したものです。作りたいものが複雑な形でも、どんなに大きくても接着剤やワイヤーなどに頼らず、すべて市販のアルミ箔で制作するのが本田さんのポリシー。
そんな本田さんの作品には、高さ70㎝のドラゴンも! 25cm×8mの家庭用アルミ箔を約100本使って完成させました。
本田さんは、かわいいものやカッコいいものを見ると、創作意欲をかき立てられるそう。設計図はなく、どのようにしたらその形になるかを考え、思い付きの連続で作品を仕上げていきます。
しかも、ドラゴンの赤い目や魚の青いウロコ、始祖鳥の緑や青の羽もアルミ箔でできています。色のついたアルミ箔はチョコレートの包み紙! 購入できる色つきのアルミ箔はどれもサイズが小さいため、色を付けたいときは、アルミ箔をつなぎ合わせて本体に巻き付けています。