圧 延
圧延
圧延加工

圧延は、アルミニウムの加工のなかでも押出と並んでもっとも重要な展伸加工法です。板材は圧延によって製造されます。圧延は平行におかれた一対のロールを回転させ、このロールとロールの間に直方体のスラブ(鋳塊)を通して薄くする加工方法です。スラブは進行方向に長く延びて薄くなり、所定の厚さになって出てきます。
このとき同時にスラブの鋳造組織を破壊し、均質で優れた性質に変えていきます。板材のほか、棒・線材も一部は圧延加工法を用いることがあります。

熱間圧延と冷間圧延

圧延加工は、熱間圧延(スラブを加熱して加工する)と冷間圧延(コイルを室温で加工する)の2つに大きく分けられます。
熱間圧延はアルミニウムの再結晶温度以上で行う もので、通常約400℃以上の高温度で行い容易に材料を薄く伸ばすことができ、またスラブの鋳造組織を厚板の圧延組織にかえます。
冷間圧延はふつう室温で行うもので、一般に熱間圧延の後に薄板の仕上げとして行われます。これらの圧延作業を経て、厚いスラブから薄い板へと加工されていきます。
こうして製造された薄板には、必要に応じて焼なましや安定化処理を施します。


 熱間圧延

 
 
 
copy right (C) 2004 JAPAN ALUMINIUM ASSOCIATION