大きく開花した
わが国のアルミ文化
1970(昭和45)年の大阪万国博覧会は、順調な日本の経済成長が頂点に達したことを象徴するようなイベントとなりました。「霞ヶ関ビル」をはじめとし、多くの超高層ビルが建設され、アルミカーテンウォールの現代的な輝きは人々に強い印象を与えました。また車両、自動車、トラックなどで、軽くて強いアルミニウムが採用されるようになりました。1967(昭和42)年、アルミ業界団体は20周年を迎え、アルミ製品需要は100万トンの大台に達しました。

 
1970
1971
1972
●1970.5 軽金属板製品協会、「軽金属製品協会」に改称
●1972.4 国際アルミ製錬協会(IPAI)ロンドンで設立総会
●1972.12 アルミ合金全国連合会を発展的に解消し、日本アルミニウム合金協会設立
●1970.1 不二サッシ工業、ソ連へサッシ技術輸出
●1970.2 昭和電工、古河鋳造と提携。喜多方軽金属設立
●1970.2 アルコア、沖縄のアルミ製錬進出に関し琉球政府に申請
●1970.4 神戸製鋼所、アルキャンと地金の長期輸入契約締結
●1970.8 住友軽金属工業、アルキャンと地金の長期輸入契約締結
●1970.11 三井アルミニウム工業・三池工場、アルミ製錬操業開始
●1970.12 製錬5社、アルミニウム資源開発(株)設立
●1970 近畿アルミ(現・ケーエステクノス)設立
●1971.4 日鉄カーテンオール設立
東京カーテンオール、日鉄エコン、日本エルミンアルミ、大興金属が合併
●1971.4 製錬業界、マダガスカル・ボーキサイト調査団派遣
●1971.6 三菱アルミニウム、レイノルズよりフラックスレス真空硬ろう付技術導入
●1971.6 金秀アルミ工業設立
●1971.7 日本軽金属、無孔性ダイカスト法を開発
●1971.8 不二サッシ、アルキャンのアルミ合金表面着色処理技術を導入
●1971.10 製錬業界、ソロモン・ボーキサイトと調査団派遣
●1972.9  川崎重工業、カイザーのLNGアルミ球形タンクの製造技術を導入
●1972 三菱金属・富士小山工場、第1ライン竣工
●1972 アルミ新地金、圧延品ともに年間生産100万トンの大台に乗せる。
●1970 営団地下鉄6000系車両にアルミニウム採用
●1970.1 札幌市高速鉄道にオールアルミ製シェルター完成
●1970.3 アルミ業界、万博施設参加でアルミ製移動化粧室7台納入
●1971.6 アサヒビールがオールアルミ缶ビール発売、アルミ缶時代来る。
●1971.9 アルミ製軟式用ソフトボール用バット発売
●1971 LNG貯蔵用二重殻式タンクにアルミ使用
●1972  トラック用アルミ製アオリ材開発
●1972 札幌オリンピック施設にアルミを大量使用
●1972 アルミバット高校野球で公認
●1970.3 アジア初の万国博覧会大阪で開催
●1970.3 八幡製鉄と富士製鉄が合併し、新日本製鐵誕生
●1971.7 環境庁発足
各地で公害問題深刻化
●1972.2 冬季オリンピック札幌で開催
●1972.3 山陽新幹線岡山まで開通
●1972.5 沖縄返還。沖縄県誕生
●1972.6 「日本列島改造論」発表        

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