新しい時代に向け、
助走を開始したアルミ産業
19世紀初頭にその存在が発見されたアルミニウムは、1886年電解製錬法の発明によって 工業化の道を歩み始め、わずか1年後に日本に輸入され、軍需製品を中心に生産量を伸ばしました。 第二次大戦が終結し、日本の社会が大きな転換期を迎えた1947年(昭和22年)、軽金属圧延工業会、 軽金属製錬会、軽金属協会が相次いで設立され、アルミ産業は本格的なスタートを切ったのです。

 
1946
1947
1948
●1946.6 軽金属の製錬及び加工業者は軽金属協議会を設立
●1947.5 商工省はアルミ地金、圧延品等の規格を日本金属規格として制定公布
●1947.7 軽金属協議会等はGHQに対し、ボーキサイトの輸入再開を嘆願
●1947.10 閉鎖機関に指定され協議会解散
●1947.12 軽金属ロール会、軽金属圧延品の生産団体として設立(1962年軽金属圧延工業会に改称)
●1947.12 軽金属製錬会、アルミ地金の生産団体として設立
●1947.12 軽金属協会、軽金属の製錬・圧延・三次加工・商社等を会員とし、軽金属の普及促進活動を行う団体として設立
●1948.3 ストライク調査団報告(アルミ製錬と圧延加工設備の賠償に関する報告)でアルミ工業再開を勧告
●1948.3 ドレーパー工業使節団来日
軽金属協会は使節団長へアルミ製錬再開等に関する懇請書を提出
●1948.7 商工省鉱山局に金属課新設。軽金属製錬、圧延、再生工業を所管
 
●1947.1  平和アルミ製作所設立
●1947.5 赤尾アルミニューム工業(現・アカオアルミ)設立
●1948.4 ボーキサイト専用船チベッサ号清水港へ戦後初の入港
●1948.4 日本軽金属・清水工場、アルミナ製造開始
●1948.5 日本軽金属・蒲原工場、昭和電工・喜多方工場、住友化学工業・菊本製造所、アルミ製錬創業再開
●1948.7 古河電気工業/住友電気工業、アルミ電線の生産再開
●1948.10 大紀アルミニウム工業所設立
●1948.10 立山鋳造(現・立山アルミニウム工業)設立
●1946.11 紡績用ケンスにジュラルミンを使用  
   
●1946.5 第一次吉田内閣成立      
●1946.11 日本国憲法公布
●1947 日産「ダットサン」、トヨタ「トヨペットSA型」の生産始まる。
●1948.6 福井大地震

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