(〜2009.6.3) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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雑誌「ゆとりあん」((株)ウエッジ発行)掲載記事について(平成21年6月3日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2007年3月アグネ技術センターの月刊誌「金属」Vol.37 (2007)NO.3掲載の川原氏の論文「アルミニウムの生体への影響」の中で、引用論文の説明に原文とは異なる趣旨の記述(アルミニウムを有害とする主張)があった。 当協議会では編集者に対し見解書(反論)を送付し、「金属」への掲載を申し入れた。これに対し、編集者から掲載は困難との指摘があったが、その後、国立長寿医療センター研究所アルツハイマー病研究部長の道川誠博士に「アルツハイマー病の分子病態と治療戦略」というタイトルで御寄稿頂き、これをもって問題解決に進みたい。との回答があった。2009年12月 「金属」Vol.79(2009)No.12に道川博士の特別寄稿が掲載され収束しました。 |
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大阪スポーツ新聞掲載記事について(平成21年6月3日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
平成18年11月28日掲載記事「アンチエイジングU、血管編C」において、満尾氏(満尾クリニック院長)の発言としてアルミニウムを体に有害と述べ、毒性をほとんど示さないアルミニウムを水銀、カドミウム、鉛、ヒ素と同列に扱っており、結果として、読者に誤った情報を与え、社会に無用の不安と誤解を与えました。 当協議会では、大阪新聞と満尾氏に対してPRTR制度やWHOの関連資料を添付し、抗議文を送付しました。 これに対して、満尾氏から電話と紙面により、当方の抗議に対し一定の理解を示す回答がありました。 |
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日刊工業新聞寄稿記事について(平成21年6月3日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
平成19年10月10日の寄稿記事の中に、「過去にアルツハイマー病との関係で、アルミの調理器具が減った…」との記述がありました。 当協議会では編集者と面談し、読者に誤解を与えるため訂正を要求しました。 その結果、専門家に論文を寄稿してもらい、その中でアルミニウムとアルツハイマ−病の正しい情報を記述してもらう、ことで合意しました。 平成20年2月19、20、21日の日刊工業新聞に田平先生(当時 国立長寿医療センター研究所長)の記事が掲載され収束しました。 |
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夕刊フジ掲載記事について(平成21年6月3日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
平成19年9月6日掲載の「ココロとカラダ」の欄でアルミニウムを重金属と同列に論じ、また、アルミニウムはアルツハイマーとの関連が指摘されている、との記述がありました。 毒性をほとんど示さないアルミニウムを水銀、カドミウム、鉛、ヒ素と同列に扱っており、また、アルミニウムがアルツハイマー病の主たる原因ではない、とする近年の研究状況が反映されておらず、結果として、読者に誤った情報を与え、社会に無用の不安と誤解を与えました。 この記事について当協会では、夕刊フジに対し、WHOや第一線の専門家の見解等の関連資料を添付して、抗議文を送付しましたが、夕刊フジからの回答は得られませんでした。 |
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雑誌「R25」 No.217(リクルート発行)掲載記事について(平成21年6月3日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
平成20年11月20日の雑誌「R25」 No.217(リクルート発行)掲載記事「血液検査より正確!?“毛髪ミネラル検査”を体験」において、アルミニウムを有害ミネラルと記述した記事が掲載されました。 この記事について、当協議会ではリクルートR25編集部に対して抗議文を送付、また面談し、掲載記事について内容の訂正を要求しました。 これに対しリクルートR25編集部より、WEBサイトに掲載のバックナンバー当該記事の内容を一部修正し、有害ミネラルとして列記されていた「アルミニウム」の文言を削除する、との回答がありました。後日、WEBサイト掲載バックナンバー当該記事内容が修正されていることを確認致しました。 |
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6月10日のNIKKEIプラス1(くらし知っ得REAL SIMPLE)に掲載されました「デトックスの基礎知識」の中に、「毒素の医学的な定義は、有害な重金属や化学物質のことで水銀、カドミウム、鉛、アルミニウム、ヒ素が五大有害重金属と呼ばれる。」という記述がありました。 この記事においては、アルミニウムを有害金属として取り扱っており、毒性をほとんど示さないアルミニウムを水銀、カドミウム、鉛、ヒ素と同列に扱っております。また、軽金属であるアルミニウムを重金属として括っております。結果として、読者に誤った情報を与え、社会に無用の不安と誤解を与えました。 この記事について、当協議会では日本経済新聞に対し、面談にて、WHO報告やPRTR制度等を根拠として誤りを具体的に指摘した上で、訂正を求めました。 日本経済新聞の説明は、
訂正に応じられないのは不満足ですが、日本経済新聞が以下の対応をすることで合意し、7月22日の掲載記事を確認しましたので、収束することといたしました。
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2005年6月発行の「経皮毒が脳をダメにする」(日東書院、竹内久米司氏著)の中で、アルミニウムについて、最近のアルツハイマー病研究の状況を反映せず、アルミニウムがアルツハイマー病を引き起こすとの仮説がでていた当時の状況に基づき記述されており、読者に誤解を与えると判断される部分があったため、日東書院に以下の要旨の抗議文を送付しました。
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毎日放送「みかさつかさ」のデトックス特集(平成17年8/20放映)において、使用されたフリップに、「体内に入る毒素はコレ」として、水銀、鉛、ヒ素、カドミウム、等と並べてアルミニウムが表示され、また別のフリップには「注目すべき有害ミネラル」として前記同様にアルミニウムが表示されており、出演者の発言にも“アルミニウム”があった。 この番組では、金属の中では毒性をほとんど示さないアルミニウムを水銀、鉛、等と同列に有害金属として扱っており、このような内容が放映されたことにより、視聴者に誤った情報を与え、社会に無用の不安と誤解を与えた。 そこで当会は番組を製作したMBS企画に抗議文を送付し、面談にて資料に基づき間違いを具体的に指摘した上で、訂正報道を求めた。 毎日放送の結論は、アルミがWHO等の公的機関で有害物質として扱われていないこと等当会の主張内容は理解するが、取材先のアルミについての見解は否定できない、訂正報道はできない、コメントを毎日放送のホームページに掲載する、というものであった。 訂正報道に応じられないのは不満足であるが、以下のホームページ掲載内容について合意を得たので収束することとした。 毎日放送ホームページ掲載文 “8月20日放送分のデトックス(解毒)特集で、水銀、ヒ素と同様に「アルミニウム」についても、グラフ上で「有害ミネラル」と表示しました。毛髪検査を行った医学研究所の調査結果を引用したものですが、「アルミニウム」につきましては、公的機関が規定する「有害金属」には含まれておらず、有害かどうかは現段階では必ずしも確認されていません。 ただ、通常の生活では、WHOが定める許容摂取量を超える可能性はきわめて低いと考えられます。” |
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4月23日に放映されましたテレビ東京「ワールドビジネスサテライト(WBS)」の中のデトックスの紹介で、「大森クリニック」の大森院長の発言の中に「有害金属・・・水銀、鉛、アルミ、PCB」云々があり、なおかつ画面に同様の文字表示がありました。 この番組においては、アルミニウムを有害金属として取り扱っており、金属の中では毒性をほとんど示さないアルミニウムを水銀、鉛、と同列に扱っており、このような内容が放映されたことにより、視聴者に誤った情報を与え、社会に無用の不安と誤解を与えました。 この放映について、当協議会ではテレビ東京に対し、面談にて資料に基づき間違いを具体的に指摘した上で、訂正報道を求めました。 テレビ東京の説明は、
訂正報道に応じられないのは不満足ですが、以下の合意を得ましたので、収束することと致しました。
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平成16年1月7日『産経新聞』中の記事「体のミネラル測定します」において、アルミニウムを水銀、鉛、ヒ素、カドミウムと同列の有害なミネラルとして取り扱っていることに対し、これまで幾度か文書と面談により、問題点を指摘して産経新聞社に記事の訂正と見解を求めてきました。 しかしながら、同社では「面談時に回答した通り」とするばかりで、当方からの事実誤認の指摘(根拠とする資料の誤認)に対する見解は何ら示しておりません。それにもかかわらず「誠意を持って対応している」とする同社の姿勢は全く理解できません。 ここに当会と産経新聞社とのやりとりの経緯を以下に示し、各位に当会の見解を公開するものです。 |
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以上のような経緯ですが、誤った入手情報をそのまま使用し、アルミニウムを有害ミネラルとして記事を掲載したのにもかかわらず、当会からの申し入れに誠意のある対応をしていただいておりません。 |
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先般発行された『週刊文春』10月16日号136ページ掲載の「私が、答えます」において、筆者・竹内久美子氏は、アルミニウムがアルツハイマー病の原因の1つであるとしております。 これは、公的機関の見解や最新の研究動向を踏まえていない、一部の仮説のみに依拠した偏った記事であり、当協議会では文藝春秋社に対し、問題箇所を具体的に指摘した上で、記事訂正の申し入れを行いました。 文藝春秋社側からは、「重大な事実誤認とは考えず、訂正は行なわない」との回答であり、当協議会としては全く満足できるものではありませんが、数度の交渉を行なう中で以下の確約を得ましたので、収束することと致しました。 |
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また、当該記事の質問者が読んだという医学書『ホームメディカル 家庭医学大百科』(永岡書店発行)に対して、当協議会より問題点を指摘し訂正を求めたところ、改訂時に訂正するとの回答を得ておりますので、併せて報告申し上げます。 『週刊文春』記事の問題点と当協議会の見解は、以下の通りです。
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