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見えないところで活躍するアルミ箔:「アルミ電解コンデンサ」の話

パソコンや携帯電話などの情報機器、家電、オーディオ・テレビ・ビデオなどのAV機器まで、IT商品が職場や家庭に浸透していますが、そんな「IT時代」のあらゆる電気製品に不可欠な電子部品として、アルミ電解コンデンサが見えないところで大活躍しています。
アルミ箔用途の最大分野
コンデンサ、日本語の「蓄電池」は、電気エネルギーを蓄えたり、一定の周波数の電流だけを通すフィルターの役割を果たす部品です。
陽極と陰極になる2枚のアルミ箔の間に液体電解質をはさむ構造をもつのが「アルミ電解コンデンサ」。大容量で、容量あたりのコストパフォーマンスが優れていることなどが特徴です。
ちなみに、アルミ箔の用途別需要の中でコンデンサ向けが最大分野となっています。(2010年度の国内出荷量は43,058トン 全国内出荷量の37.3%)
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アルミ箔はコンデンサ製造工程で、電気的特性を高めるために表面をエッチング加工され、さらに粗面化した表面に酸化アルミの皮膜をつくる化成処理が施されます。この酸化皮膜の厚さを調整することにより、使用目的に応じて静電容量を自由に変えられるのが、他のコンデンサにないアルミ電解コンデンサの大きな特徴でもあります。
デジタルAVや情報機器の伸びに支えられて、アルミ電解コンデンサの国内生産はこの10年ほどの間に急拡大しました。
用途はあらゆる電気製品に及んでいますが、近年、省エネ化ニーズから機器のインバータ化が進んでおり、これへの対応がアルミ電解コンデンサ需要拡大の一因にもなっています。
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一方、アルミ電解コンデンサの中に、一部固体の電解質を用いるものがあります。陰極材料にポリビニロールなどの導電性高分子材料を使用し、アルミ固体電解コンデンサ、または機能性高分子コンデンサと呼ばれています。
高周波数特性、低インピーダンス(抵抗)、耐熱性など様々な特性にすぐれ、電子機器の小型・高性能化、CPUの高速化など、新しい要求特性に対応できる新世代型コンデンサです。いわゆる高付加価値製品として、今後の国内生産の主力になっていく可能性を秘めた、コンデンサ界のホープと見られています。
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アルミ電解コンデンサ製造プロセスの概念図  
行程図
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