日本のアルミ産業(構造・原料輸入)
◇日本のアルミ産業概念図
日本のアルミ産業は原料となる新地金を殆ど全量輸入し、これを加工する板製造業、押出製造業、はく製造業等の各業種で構成されています。
用途に応じて加工されるアルミ材は輸送、建設などの最終製品の製造業に供給されています。

◇ 日本の新地金輸入構成ソース
原料である新地金は世界各国から輸入されています。
主な輸入先はオーストラリア、ロシア、ブラジル、ニュージーランド、南アフリカなどとなっております。
新地金の輸入には、日本の 企業が現地の企業に資本参加する開発輸入方式もあります。
海外からの新地金は、その多くが水力発電によって得られた電力で製錬されて います。
◇ 日本の新地金供給の変遷
日本が必要とする新地金の量は用途の拡大に応じて、順調に増加していますが、供給ソースは大きく変わりました。戦後約30年間は国産地金の供給が主でしたが、産業構造の変化に伴い、ほとんど輸入に切り替ってきています。
国内のアルミ製錬は、1977年(昭和52年)に生産量が約120万トンのピークを迎えましたが、その前後の二度のオイルショックによる電力コストの高騰により撤退を余儀なくされ、現在、国内の地金メーカーは水力発電での製錬を行っている1社のみとなっています。この結果、わが国では国内需要の99%以上を輸入に依存しています。


