Q&A

公的機関や第三者機関でのアルツハイマー病とアルミニウムに関する見解や調査は?
 



公的機関や第三者機関でのアルツハイマー病とアルミニウムに関する見解や調査はどうなっていますか?






いかなる機関もアルツハイマー病とアルミニウムを関連付けてはいません。その代表例は次の通りです。

国際化学物質安全性計画

− タスクグループ(TASK Group)の提言 − (1995.4)
UNEP(国連環境計画)、WHO(世界保健機構)、ILO(国際労働機関)が、10か国17人の科学者グループを構成し、環境的なアルミニウム曝露による健康上への影響を評価し、判定基準書を作成、1997年にCRITERIA 194としてWHOより刊行された。
【概要】
アルツハイマー病に対してアルミニウムが原因となるような関わりがあるとする証拠はない。
アルミニウムは、生体内で人をはじめとするいかなる種においてもアルツハイマー病を引き起こすことはない。
飲料水に含有するアルミニウムが高濃度である場合、アルツハイマー病の発症を促すという仮説に関しては、それを支持する有力な証拠はない。

アルミニウム協会(AA)のホームページ

【概要】
FDA(アメリカ食品・医薬品局)、アルツハイマー病協会、WHO(世界保健機構)は、“アルミニウムあるいはアルミニウム製品がアルツハイマー病を引き起こすという説や、あるいはアルミニウム製品の使用に影響を及ぼすような意見には証拠がない”との見解を出している。

イギリスアルツハイマー病協会の情報シート

【概要】
“医学界と科学界の一致した見解では、アルツハイマー病の発病にアルミニウムが関わっているのではないかという説に対して、現時点では医療あるいは公衆衛生上、有用な勧告がなされることはなさそうである。”
アルツハイマー病発症の環境要因のひとつとしてアルミニウムがニュース媒体によって取り上げられてきたが、アルツハイマー病の環境要因でわかっていることはごく少ない。
最近の研究では、多数のアルツハイマー病疾患の脳と正常な脳とを比較したが、脳内のアルミニウムの総量に差を見出すことができなかった。
飲料水中から有機物質を除去するために使用されている硫酸アルミニウムを健康上の理由から規制する根拠はない。
制酸剤などアルミニウム化合物を添加している薬剤の研究でもアルツハイマー病との関連は見出せなかった。

EPA(アメリカ環境保護局)の見解

【概要】
1989年4月24日のアメリカ連邦公報において、アルツハイマー病その他の神経疾患で観察される徴候や症状とアルミニウムが何らかの関係があるとする明白な証拠はないと述べている。アルミニウムがアルツハイマー病のリスクファクターであることは証明されていない。

MAFF(英国農漁食料省)の調査報告

【概要】
食品から摂取するアルミニウムがアルツハイマー病の発症に影響する、という説は全く証拠の無いものであり、今後食品添加物、調理器具、水等の使用について追加調査は不要であると断言している。